国土交通省は6月8日、自動車運送事業者による職場環境の改善努力を「見える化」した「働きやすい職場認証制度」の新規受付を9月16日から11月15日まで受け付けると発表しました。
この制度は令和2年8月から国土交通省と厚生労働省の連携により始まったものです。正式名称を「運転者職場環境良好度認証制度」といい、自動車運送事業(トラック・バス・タクシー事業)の運転者不足に対応するための総合的取組みの一環として創設されました。
その目的は、職場環境改善に向けた各事業者の取組みを「見える化」することで、求職者のイメージ刷新を図り、求職者の運転者への就職を促進することです。
◆認証マークの種類
一つ星、二つ星、三ツ星の3種類があります。初回は一つ星に挑戦することができ、取得すれば次は二つ星、最後は三ツ星といった順番で取得できます。三ツ星を獲得した事業者の方がより厳しい基準をクリアしていることになりますので、自社の労働環境の良さを外部にアピールすることが可能です。
なお、9月16日から11月15日まで受け付けるのは一つ星の新規受付であり、2020年度に一つ星を取得した事業者の申請は12月に受付を開始します。
◆認証対象
バス(乗合、貸切)、タクシー、トラック事業者
◆申請受付、審査、認証等の実施機関
国土交通省の指定を受けた認証実施団体である一般財団法人日本海事協会
◆審査要件
法令遵守等、②労働時間・休日、③心身の健康、④安心・安定、⑤多様な人材の確保・育成の5分野について基本的な取組要件を満たすこと。
詳しくはこちら↓
【一般財団法人日本海事協会「自動車運送事業者の「働きやすい職場認証制度」」】